リビルトパーツって何?


Rebuilt Parts

一度使用された純正部品を分解・洗浄・点検し、劣化した部品(ゴム部品・シール・ベアリングなど)を新品に交換したうえで、再組立・検査を行い、新品同様に再生された部品です。

リビルトプロセス

1

部品選定基準

リビルト部品は、車両から取り外された純正使用済み部品の中から、リビルトに適した純正コアが選定されます。これは金属部分の状態が良好であるかどうか、コアの摩耗や割れ、腐食がなく再利用に耐えられるかが重要な判断基準となります。
再利用されるのは、シャフトやハウジングなど、耐久性の高い金属部品に限られます。

2

分解・洗浄・点検

すべての部品を分解し、詳細な洗浄と点検を実施。

3

新品部品交換

ゴム部品(ベアリング・シール・Oリングなど)はすべて新品に交換。

4

再組立て

適切なトルク管理で部品を再組み立て。

5

品質検査

完成した部品は専用のテスターで、車種ごとの油圧やオイル流量の基準値を基に精密に測定。
コンピューター診断により、基準を満たした部品のみが出荷されます。

リビルト部品のコストメリット

リビルト部品は、新品部品に比べて価格を抑えられる一方で、中古部品に比べ初期費用が高くなる場合がありますが、長期的には耐久性が高く、修理や交換の頻度が少なくなるため、全体的なコスト効率が向上します。

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